カイザーグループでは家族手当を導入するなど、多様な働き方を推進しています。今回お話を伺ったのは、そんな同社で「パパさん黒服」として活躍されている、現在30歳の永田さんです。永田さんは社歴約1年半で、昨年5月に社員登用されました。「子どもの行事などに参加できるのは、この会社の魅力の一つです」と笑顔で話しておられたのが印象的でした。
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1年ほどトリプルワークを経験。高待遇でカイザーグループに登用へ。
──これまでのご経歴と、カイザーグループとの出会いを教えてください。
高校が通信制で、在学中から大工の仕事などを経験。その後、新聞の営業職を経て大手運輸会社で、6年ほど正社員として勤務していました。プライベートでは小学校からの幼馴染だった妻と18歳で結婚し、現在は4人の可愛い子どもたちに恵まれています。カイザーグループに入社しようと思ったきっかけは、色々な要因が重なって、次の活躍の場を探しているときに、たまたま求人の中から見つけました。
──当初は、「トリプルワーク」をされていたと聞いています。大変ではなかったですか?
実は当初、カイザーグループで正社員を希望していたのですが「副業禁止」の服務規定があり、その収入だけだと家族全員を養うには難しい状況だったため、1年ほどは正社員にはならずトリプルワークで働く時期がありました。当社で働いた後、少し休んでから早朝のスーパーで鮮魚のバイト、そのあとは昼間の仕事と3つを掛け持ちしていたので、その時期は大変でしたね。ただ、当社で実力向上に努めたことなどを評価してくださり、さらにSNS担当を任される機会にも恵まれました。そこで、スキルアップや各種手当、SNS担当の報酬などを加味して、一般的なスタートよりも高い給与体系で正社員登用していただいたのです。正社員になってから生活は一変し、家族サービスや子どもと過ごす時間が増えました。
──現在の役割や業務で工夫されていることをお聞かせください。
マネージャーとして、9名のホステスのマネジメントを担当しています。心がけていることとしては、「何かあったらすぐに連絡」「即レス」を意識していますね。また、現場では「クローク」のポジションを担当。管理業務を任されているので、間違いが無いように凡事徹底を大切にしています。たとえば「頭で覚えているつもりでも忘れてしまうので、メモを書いて的確に残す」「30分おきにアラームをセットして、TODOリストのヌケモレを物理的に無くす」といった工夫をしています。
家族との行事や記念日を一緒に過ごし、一生の想い出に立ち会える。
──仕事を終えた後の、プライベートの様子を教えてください。
先日も子どもの卒業式があったのですが、就業後に参加することができました。カイザーグループに入ってから、子どもの行事ごとに参加できるようになったので、奥さんからも子どもたちからも好評です。次は入学式や入園式があり、今から楽しみです。記念日以外でも、日曜日の休みは家族で出かけたり、みんなでテレビゲームをしたりして遊んでいます。外食に行く機会も増え、先日も野菜好きの子どもたちが喜ぶバイキングに行って、みんなで存分に味わいました。子ども4人を頑張って育ててくれている奥さんには、感謝の言葉しかありません。そういえば、奥さんの趣味の一つがInstagramなのですが、私と子どもの似ているところを上手に撮影してアップした動画がネットニュースに取り上げられて、バズっていました(笑)
──ご家族(特に奥さま)からの反対などはありましたか?
まったく無かったですね。当社に入る前に、他の夜の仕事を探したこともあったのですが、カイザーグループのようなしっかりした制度が整っているところは、見当たらなかった記憶があります。当社の場合、正社員になれば充実した福利厚生やフェアな評価制度で昇給・昇進があり、さらに「子ども1人あたり、1万円支給」といった厚みのある家族手当もありました。安心して働ける会社だということで、家族も迷うことなく背中を押してくれたのだと思います。
──ご家族の存在は、仕事のモチベーションにどのようにつながっていますか?
「絶対に護るべきものがある」「家族という帰るべき場所がある」という揺るぎない想いは、働く上での強い原動力です。「購入したマイホームの支払い」「みんなで、テーマパークに出かけるための旅行資金」「子どもにお金の心配をさせないための貯蓄」など“稼ぐ目的意識”が明確なのは、私の武器になっています。私自身も3人兄弟で、両親からたっぷり愛情を注いで育ててもらったので、自分の家族も同じように大切にするのが責務だと確信しています。
プライベートの家族円満が、上の役職を目指す原動力に。
──カイザーグループとして、子育てを応援する雰囲気は感じますか?
上司たちが「子どもが待っているんだから、早く上がれそうなときは遠慮しないで帰ってください」と常日頃から声をかけてくれるので、帰りづらいという雰囲気とは無縁です。また、先述した家族手当も助かっています。他にも、代表がたまに飲みに誘ってくださるのですが、「せっかくの日曜日だから、家族を優先してね」という気遣いがうれしいです。あとは、今のところ「パパで黒服」という存在はカイザーグループの中で少数派なので、もっと私のような家族持ちの社員が増えると、個人的には心強く感じます。
──今後のキャリアや、カイザーグループでどのように成長していきたいかをお聞かせください。
せっかく黒服になったからには、副店長やその先の店長を目指したいですね。バロンレックスが繁盛店である理由は、店長のリーダーシップやマネージャーたちの敏腕ぶり、ホステスの頑張りなどで成り立っていると思います。私ももっと精進して、スキルも人間性も全体的に引き上げていきたいです。将来的には「自分自身が、他人に良い影響を与えられるような存在」になるのが目標です。また、仕事同様にプライベートの充実にも力を入れます。幸いなことに家族仲はとても良好で、毎日笑顔が耐えません。この幸せを守り続けていくことが、私の使命だと考えています。